雉(きじ)

2021/05/01

きものコラム きものの柄

メタリックグリーンの体に真っ赤なトサカが美しい鳥・雉(きじ)。
昔話の「桃太郎」にも登場する雉(きじ)はかつての日本では人の身近にいる生き物でした。
草原や田んぼなどの開けた場所を好むため、人の目につきやすかったのでしょう。

戦後、雉(きじ)は日本の国鳥に定められましたが、その理由のひとつは「日本人にとって身近な鳥だから」だったそうです。 

実はコロナ禍で外出自粛、テレワークが推奨されていた昨年、自宅近くを散歩していたら、雉(きじ)のつがいを見かけました。
川沿いの草原を雉(きじ)も散歩していたんです。
カラスより二回りほど大きな体に長い尾、光の加減でグリーンにきらめく羽根から、雉(きじ)だと気づきました。
本当に身近にいるんだ!という驚きでいっぱいでした。

雉(きじ)はきものの柄に登場することもあります。
鮮やかな色彩がきもののデザインのポイントになります。
美しさと個性を兼ね備えた柄をぜひ、お召しになってみてくださいね。












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