着物には生き物が多く描かれます。
動物よりも鳥が描かれることが多いですね。
「翼」を持っている鳥は美しくミステリアス。
デザインとして魅力的に感じます。
動物よりも鳥が描かれることが多いですね。
「翼」を持っている鳥は美しくミステリアス。
デザインとして魅力的に感じます。
優美な尾羽を持つ尾長鳥(おながどり)は神秘性をも感じさせる柄です。
尾長鳥(おながどり)とは、どんな鳥なのでしょうか?
日本にいて、「おなが」の名を持つ鳥はこちら。
黒い頭にブルーグレーの体、長い尾羽が上品ですね。
しかし、実はこの鳥、カラス科なんです。
そのため、カラスのような鳴き声をしています。
見たことありませんか?
東京のベッドタウンと呼ばれる街などには、けっこう生息しているんですよ。
ギャーッ、ギャーッ、と、私の家の近所の電柱の上でもよく叫んでいます。
(カラスはカアーと鳴くけどオナガはギャーと鳴く)
あの声をしている鳥を着物の柄として優美な姿に描くだろうか??
と、ずっと疑問に感じていたので、調べてみました。
着物の柄の尾長鳥(おながどり)は、尾羽の長い鳥の総称なんだそうです。
長い尾が美しいキジやヤマドリ、百人一首や七夕のお話にも出てくるカササギ。
そういった鳥たちをひっくるめてデザイン化したものが尾長鳥(おながどり)なのでしょう。
「おなが」で止めてしまうと、カラス科の「オナガ」になり、
「おながどり」まで言うと、総称としての「尾長鳥」になる、
調べてみて納得しました!
留袖レンタル オールシーズン用 No.0902