帯枕(おびまくら)

2021/11/29

きもの用語集

帯枕(おびまくら)は着物の帯結びに用いる着付け小物のひとつです。枕という名称にふさわしく、こんもりとした形状をしています。







お太鼓結びの内側の上部や、変わり結びを支える部分に使用します。帯結びにボリュームを出し、華やかな印象に見せてくれます。


















礼装では高さのあるふっくらとした形の帯枕(おびまくら)を使用し、カジュアルな着こなしの場合には平たい形状を使用したり、帯枕(おびまくら)を使わない場合もあります。
振り袖など華やかな変わり結びをする場合には幅が広くハマグリのような形をしている帯枕(おびまくら)を使用することもあります。
着付けの際には帯枕(おびまくら)が見えないように帯揚げを被せます。着付け終わった後は表から見えない「縁の下の力持ち」ですが、美しい着姿を作るためには必要な存在です。
 




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