幔幕(まんまく)

2023/07/23

きものの柄

 幔幕(まんまく)は屋外で空間を仕切るための幕(まく)です。
縦長の布を縫い合わせて幕にしたものを 幔幕(まんまく)と呼びます。

幕(まく)で仕切ることで空間を特別なものにするやり方は日本の伝統的なやり方です。
現代でも幕(まく)を用いた空間演出がされています。お祭りや卒業式などには紅白の縦縞模様の紅白幕(こうはくまく)を張り巡らしたり、お葬式には白黒の縞模様の鯨幕(くじらまく)を張り巡らしたりします。寺の五色幕(ごしきまく)も縦縞模様の幕(まく)です。




 





幔幕(まんまく)は、古くは軍陣などに用いられたため、戦国時代を描いた時代劇のドラマなどで見る事ができます。
着物の柄としては、四季の花々や伝統的な模様を散りばめた華やかな幕(まく)に描かれます。

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