扇子(せんす)も扇面(せんめん)も地紙(じがみ)も、ざっくり言えば同じものです。
扇子は折りたたんで携帯できる扇のことです。
扇面(せんめん)は扇の面の部分だと思います。
水の表面を水面と言うように、扇の面の部分を扇面(せんめん)と呼ぶのでしょう。
文学的な表現ですね。
地紙(じがみ)は扇子(せんす)に使われている紙の部分です。
扇子(せんす)は竹に紙を貼って作られています。
竹の部分を骨(ほね)、紙の部分を地紙(じがみ)と呼びます。
扇子(せんす)も地紙(じがみ)も、形のおもしろさや絵柄の美しさから、着物の柄として多く用いられています。