着物に描かれる和歌の世界「山鳥」

2024/05/13

きものコラム

 あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む









百人一首の三番目のこの歌、作者は柿本人麻呂という有名な歌です。
国語の授業で聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

秋の夜長を題材にしていて、少し寂しさを感じるはずなのですが、
上品な美しさも感じるのは、長い夜を美しい山鳥の尾に例えているからでしょうか。
山鳥の長い尾羽は模様があってとても立派で美しいのです。







着物に描かれた尾羽の長い鳥と秋の草花を見つけると、この歌を思い出します。





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