浅葱色(あさぎいろ)は葱(ねぎ)の薄い色にちなんだ色で水色に近い色合いです。
平安時代には使われていたという日本に古くからある伝統色です。
平安時代には使われていたという日本に古くからある伝統色です。
江戸時代に入ってからは武士に好まれる色となり、新選組の羽織の色として有名です。
これは中国の碧血(へきけつ)という故事にちなみます。忠義に殉じた者の血が三年経って地中で宝石のひとつである碧玉(へきぎょく)になった、といった内容で中国の古典的文献である荘子に記されています。
忠義を重んじる武士の間で浅葱色(あさぎいろ)は碧血(へきけつ)を連想させる色として人気があったのでしょう。
宝石のひとつである碧玉は英語名はジャスパーと言います。赤や緑、黄色などさまざまな色のものがあり、色によってレッドジャスパー、グリーンジャスパー、イエロージャスパーと言うそうです。碧血に出てくる碧玉はきっと鮮やかなグリーンジャスパーだったのではないでしょうか。
緑がかった水色の爽やかな色合いは現代でも人気があり、着物や帯などさまざまなシーンに使われています。
