かつて着物をおはしょりしないで着ていた時代、裾を長く引きずって着物を着ていました。外を歩く際に着物をひきずらないよう、たくし上げるために使っていたのが志古貴(しごき)です。
現代では「おはしょり」をして着付けをするため、わざわざ志古貴(しごき)でたくし上げる必要がありません。志古貴(しごき)は帯の下部に結ぶ飾りとして用いられるようになりました。
やわらかい素材で作られ、端には房飾りが付けられており、揺れ動く様子に子供らしい可愛らしさがあります。七歳お祝い着の後ろ姿を華やかに彩ります。
日本の伝統文化である着物!その種類や用途、用語を分り易く説明いたします。
晴れ着の丸昌 きものコラム&用語集