志古貴(しごき)

2021/09/11

きもの用語集

 かつて着物をおはしょりしないで着ていた時代、裾を長く引きずって着物を着ていました。外を歩く際に着物をひきずらないよう、たくし上げるために使っていたのが志古貴(しごき)です。

現代では「おはしょり」をして着付けをするため、わざわざ志古貴(しごき)でたくし上げる必要がありません。志古貴(しごき)は帯の下部に結ぶ飾りとして用いられるようになりました。

やわらかい素材で作られ、端には房飾りが付けられており、揺れ動く様子に子供らしい可愛らしさがあります。七歳お祝い着の後ろ姿を華やかに彩ります。




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