着物の紋・カタバミとは?

2021/10/02

きものコラム

 レンタルの留袖には、一般的に多く使われる家紋がついています。
五三の桐、蔦(つた)、抱き茗荷(だきみょうが)などなど。
植物の柄が多いですね。

その中のひとつ片喰(かたばみ)
片喰(かたばみ)とは何でしょうか?














道端でよく見かける植物です。







ハート型の葉が3枚繋がっていて、クローバーに似た形をしています。
アスファルトの隙間にも生えて、どんどん葉を広げていく強い植物です。
この形をそのまま紋にしたのが片喰(かたばみ)です。

どんどん育って増えていく植物の片喰(かたばみ)は、「子孫繁栄」といった意味合いを持っている紋なのかもしれませんね。

片喰(かたばみ)の葉の間に剣を描いたものは剣片喰(けんかたばみ)といいます。













武家に使われていた紋だから剣が描かれているとか、いないとか…
どちらもポピュラーな家紋なので丸昌のレンタルの着物にも見かける事が多い紋です。



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