レンタルの留袖には、一般的に多く使われる家紋がついています。
五三の桐、蔦(つた)、抱き茗荷(だきみょうが)などなど。
五三の桐、蔦(つた)、抱き茗荷(だきみょうが)などなど。
植物の柄が多いですね。
その中のひとつ片喰(かたばみ)
片喰(かたばみ)とは何でしょうか?
道端でよく見かける植物です。
ハート型の葉が3枚繋がっていて、クローバーに似た形をしています。
アスファルトの隙間にも生えて、どんどん葉を広げていく強い植物です。
この形をそのまま紋にしたのが片喰(かたばみ)です。
どんどん育って増えていく植物の片喰(かたばみ)は、「子孫繁栄」といった意味合いを持っている紋なのかもしれませんね。
片喰(かたばみ)の葉の間に剣を描いたものは剣片喰(けんかたばみ)といいます。
武家に使われていた紋だから剣が描かれているとか、いないとか…
どちらもポピュラーな家紋なので丸昌のレンタルの着物にも見かける事が多い紋です。