箔加工(はくかこう)

2022/04/20

きもの用語集

 箔加工(はくかこう)は金属に接着して柄に豪華さを加える技法です。着物だけではなく木工芸品や紙などにも施される技法です。工程の違いから印金(いんきん)、擦箔(すりはく)などいろいろな名称で分けられていますが、現代の着物にこういった技法が使われている場合は総称して箔加工(はくかこう)、金箔加工(きんぱくかこう)、金彩加工(きんさいかこう)などと呼ぶことが多くなりました。















かつては金箔(きんぱく)や銀箔(ぎんぱく)を漆(うるし)や糊(のり)を接着剤として貼り付けていたようです。現在では様々な金属を用い、接着剤にも樹脂など様々な素材が使われています。

生地の上に載せているだけなので傷みやすく、防虫剤などの薬品の影響が糊の劣化につながるなど、箔加工(はくかこう)をした着物には繊細な扱いが必要となります。

箔加工(はくかこう)は見る角度によって輝きが変わり、着物をより一層美しく豪華に見せてくれます。

ご自身での保管は「難しいかも・・・」とお思いの方も、レンタルならば気軽にご着用いただけます。晴れのお席にぜひ華やかな箔加工(はくかこう)を施した着物をご利用ください。














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