和装用のバッグを使う時、それは冠婚葬祭などのフォーマルな席であることが多いですね。
フォーマルな着物を着る場合はバッグもフォーマルなものを用います。
佐賀錦と言われる生地素材のものが最も格が高いと言われていますが、最近ではエナメル素材のものも多く使われています。
和装用のフォーマルなバッグは開け方が独特、小さめで容量が少なく、慣れない方は戸惑ってしまうかもしれませんね。
和装バッグはファスナーやボタンではなく、留め金を開け閉めするタイプが一般的です。
留め金はバッグの上面の中央についています。
片手でバッグの下面を持ち、もう一方の手で留め金を上に押し上げるように力を加えると開きます。留め金はバネ状になっているので、正しい方向に力を加えれば、小さな力で開きます。
また、容量が小さめであまりものが入りません。
たくさんの持ち物を入れると、バッグが閉まらなくなってしまいますので気をつけましょう。バッグ自体に厚みがない事が多いので、持ち物も薄型のものがおすすめです。マチのないポーチや薄型の財布など、持ち物はなるべく小さくコンパクトなものにすると良いでしょう。