几帳(きちょう)

2023/06/25

きものの柄

 几帳(きちょう)は室内の間仕切りをするための家具です。
2本の柱に横木を渡して布をかけたもので、室内の空間を仕切るためのものです。











平安時代に貴族が暮らす寝殿造り(しんでんづくり)の室内で用いられていました。
几帳(きちょう)の側にお姫様が座っている構図の絵画は源氏物語などの絵巻物によく見られます。
着物の柄として描かれる時は、雅(みやび)なモチーフとして優美さを表現したり、横木に掛けられた布や組紐が揺れるさまがドラマチックな効果を生み出します。



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