格天井(ごうてんじょう)とは日本建築の建物の天井の形です。細かい四角に仕切られた形の天井です。
平安時代の貴族の住まいである寝殿造り(しんでんづくり)に使われていた格式のある天井です。現代ではお寺の天井などに見る事ができます。細かい仕切りの中には花木などの絵が描かれていたり、枠組みの木にも細かい細工が施されている事もあります。直線模様と有機的な曲線模様が美しい格天井(ごうてんじょう)は着物の柄としても用いられます。
御所車などと同じように平安時代の貴族文化を由緒としているため、格式のある柄です。
こちらの留袖には祇園祭(ぎおんまつり)の様子とともに格天井(ごうてんじょう)が描かれ、重厚感を強調しています。
留袖レンタル(オールシーズン用)No.1265