友禅染めの技術のこと

2026/04/26

きものコラム

 友禅染め(ゆうぜんぞめ)では糊(のり)を防染に使います。
マスキングテープを貼って色を付けたくない部分に絵の具が付かないようにする事に似ています。

絵具とは違って染料は染み込みやすく、生地もまた紙と違って染料が染み込みやすい形状をしています。そのため生地にマスキングテープを貼って防染しようとしても、染料を防ぎきりません。防染するためには、生地の繊維をしっかり覆う必要があります。

繊維をしっかり覆うために友禅染め(ゆうぜんぞめ)では糊(のり)を用います。
糊(のり)は餅粉(もちこ)や糠粉(ぬかこ)を使います。
米を材料にしているという所が日本的に思えますね。
餅の粉に水を加えて加熱すると、お雑煮の中の餅のようにねっとりしてきます。しかし、ねっとりしすぎて着物の柄を描けなくなってしまうので、ねっとりしすぎないように糠粉(ぬかこ)を入れます。この糊(のり)を用いて生地を防染し、染料で染める事で絵柄を描き出します。

一着の着物を1枚の絵画のように模様を描く絵羽柄の着物はアジアらしい、ひいては日本らしいという気がします。

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