観世水(かんぜみず)

2026/06/07

きものの柄

 

観世水(かんぜみず)は水が渦巻いている様子を表しています。
能楽の「観世流」の観世大夫(かんぜだゆう)が定式文様としたところに由来する文様です。

渦巻きながら流れていく繰り返しの模様は「無限」を感じさせます。
水はさまざまに形を変えていきます。蒸発した水は雲となり雨となって降り注ぎます。形を変えながら終わりがない無限のものです。

周囲を海に囲まれた日本は古くから水に親しんできました。そのため、精神性を感じるような文様が生まれてきたのかもしれません。

着物の柄としては、川や海などを観世水(かんぜみず)で表し、草花や木々などと共に描かれており、さまざまな着物の柄に取り入れられています。着物の柄としても「無限」の可能性のある観世水(かんぜみず)です。




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